5月3日(金) 伊予灘のメバル釣り

伊予灘メバル 第[弾。


好調を維持し続けた伊予灘のメバル釣りも そろそ終盤。

このところは上手な方でも40〜50匹ほどしか釣れないみたい。

それでも 目標は毎回同じの尺&束


今日もよろしくお願いします。



浅場の藻が切れだしたせいか

海水温が高くなったせいか

これまでメインに狙っていたクロメバルが釣れなくなってしまったようだ。


今日も1日快晴の予報。



朝の時合いで何とか開幕ダッシュしたいものだが…


最初の流しで 追い食いさせて4連。

これは イイ感じかもね。


しかし 今日はいつもと違った。


これまでのメバルのポイントの多くはアジに占領されつつあるようで



アジを避けて仕掛けを入れないと

アジ・アジ・アジ…

メバルに出会うことはできない。



今日も こっそり秘密兵器投入。



まぁ 当然エビでも釣れるが

エサ付け替え&仕掛けの投入が間に合わない。


シラサに食ってきた この時期貴重なクロメバル。



磯や藻場から離れつつあるのか

体色が白っぽくなっている。


太陽が昇ると



メバルの食いはさらに落ちて 数・型ともに厳しくなってくる。


ポイント移動後にポツンと1〜2匹釣れたら ハイそれまで。

待てど暮らせど追い食いしてこない。


手ごわいメバルに口を使わせるためには何が必要か。


今日の狙いはシロメバル。


クロメバルと同じような釣り方をしていたのでは

好釣果は望めない。



メバル釣り 初心者の方には

仕掛けを投入したら 底を3m切って 仕掛けを動かさずにアタリを待ってと

アドバイスしているが↓

   ★メバルの釣り方はこんな感じ→ メバルのサビキ釣り

これは かけ上がりや瀬に付くクロメバルの釣り方。


私のHPにそう書いてあったと

船頭さんの言うことを聞かない方もおられるようで…

今は こんな釣り方をしても ほとんど釣れません。


シロメバルの釣り方はクロメバルの釣り方とは異なるのだから。


他にも その時の状況に合わせた釣り方を臨機応変にしないと

気難しいメバルは口を使ってくれません。



底の状態はどうなのか…

かけ上がりなのか かけ下がりなのか…

天然の瀬なのか 石なのか 漁礁なのか…

底を何m切って待つのか…

ベイトは何なのか…

メバルは今どっちを向いているのか…

潮はどちらに向いてどれくらいの速さで流れているのか…

どのタナで待つのか…

誘いを入れるのか入れないのか…

1匹掛かったら追い食いを待つのか 即取り込んで再投入するのか…

仕掛けのどの枝にどれくらいのサイズのメバルが付いているのか…

はた目に見ると ただボーっと竿を持っているように見えるでしょうが

メバルの気持ちを考える?ことで 頭の中は常にフル回転。



シロメバルメソッドがうまくはまると

ギュイーーーンと竿が引き込まれ



本日最初で最後の7連。

あとが続かず

またポツリポツリの展開。


潮の渦巻く反転流の際で



いつもなら 反転流の中でツボにはまると

良型のメバルが鈴なりで揚がってくるのだが

今日も 晴天のせいか ダメダメ。

何処へ行っても アタリ渋く 追い食いしてこず


そのまま終了。



正直言って 今日はこれまでのパターンが通用しないことが多く

神経をすり減らすメバル釣りになってしまった。


いつものように 代り映えしない絵面ですが

画像は まこと遊漁FBより。

暑い一日だったので夏の正装?アロハに麦わら帽。



平均サイズが控えめだったせいか

今日はクーラー8分目ほど。



ほぼ2週間隔のメバル釣りだが

毎回釣り場も釣り方も全く異なり 前回の釣行実績はほとんど役に立たない。

その時の状況に応じた釣りができるかどうかで

メバル釣りの最終釣果は大きく変わってくる。


何より特筆すべきは 船頭さんのメバル釣りへのこだわりと

メバルを釣らせるための技の引き出しの多さである。

他船の追随を許さない まさに凄腕なのである。



本日の釣果 メバル 〜28cm 105匹